
第59回中国四国リハビリテーション研究会
第54回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会
大会長 尾﨑 敏文
第59回中国四国リハビリテーション研究会ならびに第54回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会を、岡山市にて開催できますことを、大変光栄に存じます。
本研究会・地方会は、長年にわたり中国・四国地方におけるリハビリテーション医学の発展と、会員相互の交流・研鑽の場として大きな役割を果たしてまいりました。今回も、臨床・研究・教育の各分野における最新の知見や実践報告、そして活発な意見交換を通じて、リハビリテーション医療の更なる発展に寄与できることを願っております。
今回、教育研修講演として、香川県立中央病院リハビリテーション科長 本田 透先生に「胸腹部CT矢状断像で脊椎を見て始める骨粗鬆症治療 ―オステオサルコペニア対策の足掛かりに―」について、四国がんセンター第一病棟部長 杉原進介先生に「がんリハビリテーションにおける多職種連携、多診療科連携の課題と展望」についてご講演を賜ります。また、ランチョンセミナーとして、西広島リハビリテーション病院院長 岡本隆嗣先生に「これからの地域医療における痙縮治療の重要性 ―基礎から応用まで―」についてご講演をお願いしております。
近年、リハビリテーション医療を取り巻く環境は大きく変化しており、多職種連携や地域包括ケア、先端技術の応用など、私たちに求められる役割もますます広がっています。本会が、参加される皆様にとって新たな学びや気づきの場となり、日々の臨床や研究活動に活かしていただければ幸いです。